■新型「ランドクルーザー プラド」発表
2024年1月25日、トヨタの南アフリカ法人は、自社が主催するState of the Motor Industry(SOMI)で新型「ランドクルーザー プラド」(日本名:ランドクルーザー250)を4月に発売すると発表しました。
【画像】「えっ…!」これがトヨタ新型「ランクル“プラド”」です!画像で見る(50枚以上)
SOMIは南アフリカで展開されるトヨタの事業計画とともに今後投入予定の新型車を披露するイベントです。今回披露されたのは7モデル。そのうちのひとつが新型ランドクルーザー プラドでした。
ランドクルーザーは、1951年に登場した通称トヨタ・ジープ(BJ型)をルーツとする伝統のクロスカントリーモデル。半世紀を超える歴史の中、世界約170の国と地域で累計1130万台が販売されました。
系統は大別してフラッグシップを担うステーションワゴン系、ライトデューティ系、ヘビーデューティ系の3つ。
このうちプラドはライトデューティ系にあたり、1985年にヘビーデューティ系「70シリーズ」の乗用ワゴンとして登場。1990年にサブネームとして「プラド」が使われるようになりました。
プラドは2023年にフルモデルチェンジが実施され、日本では「ランドクルーザー250」に改名されます。新型はすでにプロトタイプが公開されており、世界中から期待が寄せられています。
南アフリカで4月に発売される新型ランドクルーザー プラドは、基本的に日本で展開される新型ランドクルーザー250と同じです。
フラッグシップの「ランドクルーザー300」に採用されるGA-Fプラットフォームをベースに、部品を容易に交換できるモジュラー設計を各所に採り入れています。
ボディサイズは全長4925mm×全幅1980mm×全高1870mm、ホイールベースは2850mm(いずれもプロトタイプ)。力強い水平ラインを基調に、伝統とモダンが融合したスタイリングとなっており、ヘッドライトは丸目と角目の2種類が用意されています。
パワートレーンは日本仕様と同様、最高出力204ps、最大トルク500Nmを発生する2.8リッターディーゼルターボエンジンに8速ATを組み合わせたものです。
4月発売当初はファーストエディションのみの展開で、その後にTXとVX-Rというグレードが続くとしていますが、価格は未定です。
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